一見同じに見える「あおさ」と「青のり」は全く別物
たこ焼きやお好み焼きなどに欠かせないものと言えば「青のり」です。
スーパーの青のりが置いてあるところに行くと一緒に「あおさ」というものも置いてあると思います。
「あおさ」と「青のり」の値段を比べると「あおさ」の方が安いです。一方、見た目はほとんど一緒なので「あおさでいいや」と「あおさ」を選ぶ人も多いかもしれません。
「あおさ」は「青のり」の安いバージョンだと思っている人もいるかもしれませんが、この「青のり」と「あおさ」は実は別物なんです。
「あおさ」と「青のり」の違いは?
まず「あおさ」と「青のり」は別の海藻から出来ています。
そして「あおさ」より「青のり」の方が磯の香りが強いのが特徴です。
これは比べてみれば分かりますが「あおさ」の方はあまり磯の香りがしません。
そのため「青のり」の方が値段も高いというわけなんです。
「あおさ」と「青のり」は使い分けよう
さて「青のり」の方が香りも強く高級品だということですが、必ずしも「青のり」の方が良いというわけでもありません。
まず味が異なります。これは好みの問題ですから一概には言えませんが「あおさ」の方が味がはっきりしています。
また栄養素も異なります。「あおさ」はナトリウムなどのミネラル分が多く、「青のり」はビタミン類が多く含まれています。
また「あおさ」は熱に強いのでお好み焼きなどの焼き物に向いているという性質もあります。
このように「あおさ」と「青のり」それぞれの特徴を踏まえたうえでどちらが使うのが良いか判断するのが良さそうですね。
「あおさ」と「青のり」の違いまとめ
青のり | あおさ | |
香り | 強い | 弱い |
味 | 薄い | 濃い |
熱 | 弱い | 強い |
栄養 | ビタミン | ミネラル |
値段 | 高い | 安い |
ちなみに僕は「青のり派」です。